2026年4月 8日
「響きが風になる日」
久しぶりに、こうして書いています。
先月、「2026 いま風が響きになる」と題した教室の発表会を行いました。一年という時間の中で、それぞれが太鼓と向き合い、その積み重ねが、そのまま舞台にあらわれたように思います。講師の先生方の変わらぬご指導の中で、無理なく、けれど確かに、歩みが進んできたことを感じました。
太鼓というのは、不思議なもので、自分が楽しいと感じること、それを見て先生が楽しむこと、そしてその場にいる方が、自然と引き込まれていくこと。
どこかでつながっていくものがあるように思います。
当日は、ご家族やご友人の方々が多く足を運んでくださり、会場には、どこかやわらかな空気が流れていました。
また、スタッフの皆さん、テクニカルの皆さんの支えがあってこそ、この時間が成り立っていることを、あらためて感じております。いつもながら、頭の下がる思いです。
教室を始めて三十数年になります。多くの方が太鼓に触れ、その中で自然と仲間が生まれてきました。2歳の子どもから70代まで。同じ音に向き合うということが、人と人とをつないでいくのだと、あらためて思います。三時間という時間は、過ぎてみればあっという間ですが、その中には、それぞれの時間が、しっかりと刻まれていました。
そして、また次へと向かいます。
7月12日は、恒例の白山国際エクスタジア。前売り券は、5月1日午前10時からの発売となります。
桜の花が咲いているのを見ていたとき、ふと、心に浮かんだことがありました。淡く、どこか切なく、それでいて、あとに残るもの。そういうものを、舞台として残せないか。
太鼓芸として、きちんと向き合い、形にしていきたいと思っています。
大きなことではなく、ただ、響きの中にあるものが、静かに伝われば、それでいい。
春の光が、そのことを教えてくれたように思います。

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